先日やっと1つの送迎ルートをマスターでき、送迎担当として1人立ちする事になりました。
ここまでくるのに想像以上に苦労しました。
面接の時に「運転はできます」と言ったものの、頻繁に運転していたのは何年も前で、府中の土地勘も全く無く、不安しかありませんでした。
先輩スタッフや副所長に同乗してもらった回数は7回以上。
運転テストでも、道を中々覚えられず3回落とされました。
ちなみに先輩は最初に一度だけ隣に乗ってもらって、次から1人で行けたそうです。
はっきり言って凄すぎます。
他の先輩からは、僕の弱気な様子を見かねて「男の子でしょ!!」って言われてしまいました。
確かに僕は男です。
出来ると言ってしまった以上はやるしかないのです。
新人タクシードライバーのブログなどを見て自分なりに勉強したり、仕事が終わった後に練習させてもらいました。
とにかく、何回も何回も同じルートを走って覚えました。
実際に利用者の方を乗せて走る時は安全が一番なので、ナビをいちいち見ながら運転は出来ませんからね。
だからテストの時も、もちろんナビ無しで運転しました。
最初のテストではひどいものでした。
「右行きます」と言って、左ウインカーを出していたり・・・。
道はほとんど合ってないし。
結果は言うまでもなく『不合格』。
Googleマップでイメージトレーニングもしたし、日頃から練習させてもらってるしで、 2回目のテストは自分なりには結構自信をもって挑みました。
しかし、緊張しすぎたのか道を4カ所も間違え、しまいには目的地を通り過ぎました。
しかも、前回のテストで間違った、同じところを。
変にあがってしまい、ケアレスミスが目立ち、もちろん『不合格』。
正直いけると思ってたので、かなり悔しかったです。
当初の予定では既に1人で運転しているはずだったので、そう思うと逆に不合格で良かったのかもしれませんが。
その思いもあって、2日後の再テストでは自分を信じて運転し、パーフェクトで『合格』をもらえました!!
本当に嬉しかったです。
慣れたら別ルートも担当する予定なので、またその時はテストがあると思うので気は抜けませんが。
デイサービスの送迎では、認知症の方や身体に不自由のある方をお乗せするのですから、席順や乗降にも十分注意しなければなりません。
利用者の方の特徴をしっかりと把握し、その方にあった対応をする為にも日々しっかりとコミュニケーションを取っておく事が、車の運転技術と同じぐらい大切なのかもしれませんね。
デイサービスでのドライバー業務は、単に運転するだけが仕事ではないので、本当に多様なスキルが必要になります。
初心を忘れず、若手ドライバーとして『安全第一』で日々頑張っていきたいと思います。