「介護保険の訪問介護ではどんなことができるの?」「身体介護・生活援助って何?」など、何を、どのくらいの費用で頼めるのかを具体的に説明いたします。
<身体介護 (介護保険)>
ともに行う調理・家事・買い物(日用品)
認知能力や筋力の低下に伴いお一人では家事が難しくなった方などを対象に、お客様がされる調理や家事を傍でサポートします。「もう一度、自分で家事や買い物がしたい!」と思われている方や、「今できている家事を続けていきたい」とお考えの方に最適です。特に“ケアももたろう”は、通所介護事業の“デイサービスももたろう”を母体にしており、楽しく安全に家事を支援する事に長けた事業所と自負しております。内容にもよりますが、1回あたり60分程度の利用が一般的です。
移動介助・移乗介助
居室内をお一人で歩かれるのが不安な方や、車椅子への乗り換えに不安のある方のお手伝いをいたします。デイサービスやデイケアの送り出し・迎え入れなどとしても利用されています。送り出しのサービスであれば、更衣やトイレなどの支援を合わせると1回あたり30分程度が一般的です。
食事介助
お一人ではお食事の摂取が難しくなった方などを対象に、お食事を召し上がる際のお手伝いをいたします。用意や片づけもプランに位置づける事が可能で、1回あたり30分~60分程度が一般的です。
入浴介助 清拭
お一人では入浴や清潔の保持が難しくなった方などを対象に、ご自宅での入浴やタオルを用いた清拭などをお手伝いいたします。湯船に入る入浴介助から、シャワー浴の介助まで、体調や状況に合わせて対応可能です。更衣介助や簡単な片付けまで含め、1回あたり60分程度が一般的です。
排泄介助
服薬介助
ご自分での服薬が難しくなった方に、服薬の促しを行います。 他の支援と組み合わせて利用することが多い内容ですが、服薬介助だけであれば体調確認も含め10分程度が一般的です。
体位変換
寝たきりで寝返りが難しい方は、定期的な体位変換が必要です。最近は、『自動体位変換エアマットレス』を福祉用具でレンタルするケースが多いですが、訪問介護でご依頼いただければ定期的な寝返りや体調・皮膚状況の確認を訪問介護員が行います。 他の支援と組み合わせて利用することが多い内容ですが、体位変換だけであれば20分程度が一般的です。
<生活援助 (介護保険)>
体調や疾患により基本的な家事が困難になった場合、ご利用者様に係る家事についてのみ代行する事ができます。生活援助は介護保険上の規定により、ご家族が同居されている場合などは導入できない事がありますので、条件等はご相談ください。
調理 配下膳
最近では配食弁当を利用される方が増え、調理の支援を行う事は稀になってきていますが、体調や病状に合わせた食事の準備などを行います。食に拘りの強い方や、食欲不振で配食弁当がなかなか召し上がれない方などに支援を行っています。現在、調理師1名・栄養士1名が在籍しています。調理であれば50分程度が一般的です。
洗濯
衣類やリネン等の洗濯を行い、清潔維持に寄与します。洗濯機を使う場合は洗濯完了までに時間を要するため、その他の支援と組み合わせる事が多いのですが、50分程度が一般的です。
掃除 ゴミ出し 衣類の整理
安定した在宅生活の基本は、清潔で安全な居室の確保が不可欠です。ケアももたろうでは清潔に関する独自の基準を設けており、基準に達しない場合には根気強く環境改善に取り組んでいます。家の大きさにもよりますが、掃除は30分~50分程度が一般的です。
日用品の買い物 薬の受け取り
購入希望の商品を聞取り、近隣の小売店にて食品や日用品の買い物を代行します。買い回り品や酒・たばこ、贅沢品等は購入できない場合があります。距離や点数によって変わりますが、50分~60分程度が一般的です。
■ 要介護判定の方 利用者負担の目安
主な利用単位 | 利用者負担の目安 (1割負担の場合) |
身体介護 (20分未満) | 183円/回 |
身体介護 (20分以上30分未満) | 271円/回 |
身体介護 (30分以上1時間未満) | 429円/回 |
生活援助 (20分以上45分未満) | 203円/回 |
生活援助 (45分以上) | 249円/回 |
※ 利用者負担の目安は府中市における料金です。
※ 利用者負担割合は所得等により1・2・3割のいずれかが設定されます。
※ 早朝夜間は25%、深夜は50%の加算が発生します。
※ 初回・緊急時・処遇改善関連の加算が別途あります。